ムジカオハナの療育は「統合芸術療法」です。
将来のお子様のためを思うと、こちらが意図としていなくてもどうしても押し付ける教育をしてしまいがちです。お子様は「押しつけ」にとても敏感です。療育は興味のあるところから、徐々に誘導していくのが最適と考えています。
ムジカオハナは、お子様の興味のある分野は1つではなく、入り口はいくつもある方が可能性が広がり「生活に必要なスキルを身につけていく」ことが、遠回りのようで近道だと考えます。
料理療育・絵画療法・音楽療法・ダンスセラピー・個別学習・戸外体験などを通して、コミュニケーション力や社会に出た時に必要な能力を無理なく身につけていただけるようなプログラムを、お子様一人一人作成しています。
ムジカオハナは、2013年に開所してからの経験があります。これまで、お子様がソーシャルスキルを身につけるためにどんなアプローチをすればいいのか、トライアンドエラーを繰り返してきました。中にはうまくいかなかったケースもありましたが、どんなケースでどんな方法をしていけばいいのか、スタッフ間で共有し地道に繰り返して分析しています。呼びかけから提案・展開方法など、「楽しい」を提案し、卒業後の生活を踏まえた課題を見つけて実践していくことを積み重ねています。